モテたいのにモテないオタクな男性は気遣いが足りない！

オンラインゲームでよく遊んでいた頃、大人数オフ会に参加する機会がありました。
飲み会に慣れているメンバーだけではなく、普段はオフ会にあまり参加したことがないメンバーも加え、普段着で参加するパーティのような雰囲気に。
同じゲームを楽しんでいるメンバーなので、性別も年齢も関係なく和気あいあいと会話をしていました。

中にはゲーム内でも「彼女いない歴＝年齢」というのを公言している人もいました。
多少野暮ったい格好をしていますが、会ってみれば普通の男の子です。
会話も弾むし、ゲームにも詳しいし、とても明るく友達は多いようです。
しかし話してみると、細かい気遣いが足りない様子。まだ大学生なので当たり前ですし、家族に口うるさいことを言う人もいないのでしょう。
カバンやTシャツは、無印やユニクロでもいいから、無地のにしてみたら…？とか、この場は上下関係はないけど、年上の人にすこーしだけでも「お先にどうぞ」など譲る意思を見せてみたら、多分、今より楽しくなると思うよ、と伝えてみました。
別に今のままでも面白いから、無理に変えろとは言わないけど！とも添えて。

彼はその後、自分の意思で人に気遣いができて、自分で選んだ服を着るようになりました。
私のアドバイスがなくてもそうなったとは思うのですが、本人からはとても感謝されます。
あの時の言葉があったから、就職後も先輩に可愛がられ、ちょっといい雰囲気の彼女も出来たとのことです。
人間関係はちょっと潤滑にしようと気を配れば、それだけで全然違ったものになります。
モテたいのにモテない男性の中には、彼のように気遣いの存在を知らないだけの人も多いんだろうなーと思いました。